婚約指輪を贈る際に気になるのが、ダイヤのカラット数です。ダイヤはカラット数で価格も印象も大きく変わります。
「せっかくの婚約指輪だからこそ、喜んでもらいたい」そんな希望を叶えるために、ダイヤのカラット数と印象の関係、婚約指輪選びのポイントをわかりやすく紹介します。
カラット数で婚約指輪の印象は変わるの?
カラットとは、宝石の重さを表す単位であり、1カラットは0.2gと決められています。そのため、同じカラット数でもカットやデザインにより見た目の大きさが変わります。
ただし、大体の目安はあり、0.3カラットのダイヤモンドの大きさは約4.3mm、1カラットの大きさは約6.5mmとなります。大きさを数字で表すと約1.5倍の違いですが、このわずかな大きさの違いが、ダイヤモンドの実際の見た目の印象を大きく変えてしまいます。だからこそ、カラット数にこだわる人が多いともいえるのです。
婚約指輪の平均的なカラット数と価格の相場は?
カラットは、ダイヤのグレードや価格を決める要素でもあり、カラット数が大きければ大きいほど価格も上昇します。そこで、予算を考えるうえでも大切になる、婚約指輪の平均的なカラット数と価格について解説していきます。
婚約指輪の平均カラット数
調査結果により多少異なるものの、婚約指輪の平均的なダイヤモンドのカラット数は、0.2~0.4カラットになります。
また、もっとも人気のカラット数は0.3カラット程度となっています。その理由の一つとして、0.3カラットのダイヤの場合、デザインが豊富であることが挙げられます。もらった指輪に対する女性からの満足度は93.5%と高く、これから結婚するためにかかる出費があるなかで、気持ちを形にしてもらった喜びがこの満足度に表れています。
婚約指輪の相場
かつては、テレビCMの影響で給料の3カ月分が婚約指輪の相場でした。しかし、この10年ほどは、地域により28~36万円と差があるものの、平均33万円程度になっています。
ブライダルジュエリーブランドなら、豊富なデザインのなかから0.3カラット前後の婚約指輪が選べる金額だといえます。女性が婚約指輪に求める金額は、20~30万円がもっとも多く、実際に購入した金額より少々低い結果となっています。
一番多かった回答は、「値段は関係ない」というもので、男性に金銭的な無理をさせたくない気持ちが表れています。一方男性は、「女性が望んでいると思った」という回答が多く、その回答からは、女性の望みを叶えたい、喜ばせたいという気持ちが伝わってきます。
カラットだけではない!ダイヤモンドの価格を決める4Cとは
ダイヤモンドの価格を決めるときは、カラット(Carat)だけなく、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)、カラー(Color)という4つのCが国際基準として用いられます。
クラリティは、ダイヤモンドの透明度を11段階で表したものです。カットは、研磨されたダイヤの形を5段階で評価するもので、ダイヤはカットにより輝きが変わるため、研磨技術も重要な基準となります。最高品質のものはエクセレントという評価がつきます。そして色合いを示すカラーは23等級で、無色透明に近づくほど高いグレードになります。ただし、色や透明度、カットなどのカラット以外は、ほとんど見た目にはわからないレベルのため、こだわらない人も多く存在します。
このように、カラットの大きいものでも、他のグレードを下げることでリーズナブルな価格のものを選ぶことが可能になっています。
カラット数以外にも注目!失敗しない婚約指輪選びのポイント5つ
ダイヤの婚約指輪はカラット数やそのほかのグレードだけを基準に選ぶと、思わぬ失敗をしてしまう可能性があります。婚約指輪は女性に喜んでもらうことが一番です。そのために注目すべき、失敗しない婚約指輪選びの5つのポイントを紹介します。
彼女の好みを知る
指輪のデザインにもファッションと同じように流行があり、女性によっては流行のものが好みの人もいれば、クラシックなデザインを好む人もいます。一生身に着けるものですから、できたら好みのものが欲しいというのは、女性の本音だといえます。
また、贈られた当初は、男性からの気持ちだけで嬉しかったとしても、デザインが気に入らず、身に着けてもらえないと男性もがっかりしてしまうはずです。だからこそ、婚約指輪を贈る際は、女性の好みをあらかじめ知っておくことが重要になります。
しかし、好みを知る方法は、簡単ではありません。そこで、おすすめなのが、好みのファッションから判断することです。それが難しい場合は、共通の友人に聞いてもらう方法もあります。ただし、女性にプロポーズすることを悟られないよう、さりげなく聞いてもらうことが大切です。
予算とデザインの関係を知る
指輪のデザインとダイヤモンドの大きさには、深い関係があることを知っておく必要があります。
たとえば、豪華さが好みの女性なら、ソリティアタイプを気に入る可能性が高いといえます。このデザインは、リングの真ん中にダイヤ1粒だけを施したタイプのため、0.7カラット以上のダイヤがおすすめです。
また、シンプルなものやかわいいデザインが好みの女性には、0.3カラット以下のダイヤが施されたメレタイプのデザインがおすすめです。
予算をしっかり決める
婚約指輪を選ぶ際は、デザインやサイズだけでなく、予算もしっかりと決めて選ぶことが大切です。予算をあいまいにしてしまうと、どの指輪を選べばよいのか絞り込みにくくなってしまいます。
しかし、どのくらいの予算でどのような婚約指輪が買えるのかを知っておくことも必要です。その場合はカタログやインターネットで価格とデザイン、ダイヤの大きさを調べることも有効な手段の一つだといえます。そのうえで、予算をしっかりと決めて、ジュエリーショップのスタッフに相談すると、納得のいくアドバイスを受けやすくなります。
たくさんの商品を見せてもらう
予算が決まったら、実際にジュエリーショップに行き、予算や希望のダイヤの大きさ、デザインなどを告げ、婚約指輪を見に行きましょう。
その際、人気のデザインや予算を増やしたらどのくらいのものが購入できるのかなども相談し、できるだけ多くの指輪を見せてもらうことが大切になります。なぜなら、そうすることで、ダイヤや指輪のデザインなどのさまざまな違いがつかめるようになり、選びやすくなるからです。
余裕のあるスケジュール
婚約指輪は、オーダーしてから手元に届くまでにかなりの日数がかかります。枠とダイヤを選んで作ってもらうセミオーダー式でも2カ月かかることもあるほどです。
もし二人の記念日や女性の誕生日など、プロポーズをしたい日が決まっている場合は、予定通りに指輪選びが進まない可能性も想定してスケジュールを決める必要があります。そのため、ギリギリの日程ではなくできるだけ余裕をもって指輪選びを進めることが大切です。
彼女を感激させたいなら1カラットがおすすめ
予算的には厳しくても、一生に一度の思い出の品です。できるだけ高級感のある、彼女の想像を超える指輪で感激させたいと考える男性も多いのではないでしょうか。
そういう場合におすすめしたいのが、1カラットのダイヤモンドの婚約指輪です。ダイヤモンドにあまり興味のない女性でも、1カラットのダイヤモンドがどれだけ価値が高いものかを知っているはずです。加えて、結婚を意識した女性なら、さらに価値を知っている可能性があります。予算に余裕があるなら、ぜひおすすめしたいサプライズです。
カラット数の違いを理解して婚約指輪を選ぼう
カラット数による違いを理解しておくと、予算内でできるだけカラット数の大きいダイヤの指輪選びや彼女の好みの指輪選びにとても役立ちます。その結果、彼女に喜んでもらえる婚約指輪を選べる可能性が高まります。
ただしそのためには、婚約指輪を購入する際、親身に相談にのってくれるジュエリーショップを選ぶことも大切になります。「VENUS TEARS」なら、気軽に相談できるうえ、高品質なダイヤモンドを低価格で提供しているので、予算内で彼女を感激させられる婚約指輪を選ぶショップとしておすすめです。
Q&A
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ダイヤモンドのカラットってなに?
カラットはよく大きさと誤解されがちですが、正確にはダイヤモンドの重量を表しています。1ct=0.2gと決められており、同じカラット数でもカットやデザインにより見た目の大きさが変わります。ダイヤモンドの原石は1ctに満たないものがほとんどなので、カラット数が大きなダイヤは希少性が高く、価値も高くなります。
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婚約指輪 平均の相場は何カラット?
婚約指輪の平均的なダイヤモンドのカラット数は、0.2~0.4カラットになります。また、もっとも人気のカラット数は0.3カラット程度となっています。その理由の一つとして、0.3カラットのダイヤの場合、デザインが豊富であることが挙げられます。もらった指輪に対する女性からの満足度は93.5%と高く、これから結婚するためにかかる出費があるなかで、気持ちを形にしてもらった喜びがこの満足度に表れているようです。
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婚約指輪 何カラットを選んだ?
ある調査ではやはり婚約指輪のカラット数は0.3カラット前後を購入したという方が多くいらっしゃいました。
0.3カラットは派手過ぎず小さすぎずちょうど良いボリューム感ですが、カジュアルに身に着けたいという人には0.2~0.3カラット未満が人気です。0.5カラット以上のダイヤモンドを選んだという人は、その存在感に魅了されたという声が多く、また小さ目のダイヤは年齢を重ねると少し物足りなく感じてしまうこともあるので、長い目で見て選ぶことも大切です。 -
1カラットはいくら?
一般的に1カラット未満のダイヤモンドは、0.1カラット上がるごとに10万円高くなるといわれています。これはあくまでも目安になりますが、1カラットのダイヤモンドをあしらった婚約指輪は100万円ほどが平均的な相場です。また、使用されている貴金属の種類やブランドによっても差があるうえ、1カラット以上の大きいダイヤモンドの価値は他の4Cによって左右されやすく、金額の変動が大きいです。
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普段使いしやすいカラット数は?
普段使いを重視しているようであれば0.2~0.3カラットはいかがでしょうか。
大粒のダイヤだと、目立ち過ぎてシチュエーションによっては、TPOにそぐわず身に付けにくい傾向があったり、立て爪の引っかかりが気になるという理由で普段使いを控える方は多いです。0.2~0.3カラットであれば控えめで身に着けやすくカジュアルに様々な楽しみ方ができます。もう少しボリュームが欲しい場合は結婚指輪との重ね付けもおすすめです。また、一般的にカラットを控えめな物を選ばれる方は、カラット以外の4Cでこだわる傾向にあります。 -
カラット以外に重視するポイントは?
ダイヤモンドの価格を決めるときは、カラット(Carat)だけなく、クラリティ(Clarity)、カット(Cut)、カラー(Color)という4つのCが国際基準として用いられます。
クラリティは、ダイヤモンドの透明度を11段階で表したものです。カットは、研磨されたダイヤの形を5段階で評価するもので、ダイヤはカットにより輝きが変わるため、研磨技術も重要な基準となります。最高品質のものはエクセレントという評価がつきます。そして色合いを示すカラーは23等級で、無色透明に近づくほど高いグレードになります。ただし、色や透明度、カットなどのカラット以外は、ほとんど見た目にはわからないレベルのため、こだわらない人も多く存在します。このように、カラットの大きいものでも、他のグレードを下げることでリーズナブルな価格のものを選ぶことが可能になっています。 -
婚約指輪の印象はカラットで変わる?
カラットはあくまでもダイヤモンドの重さを表す単位です。そのため同じカラット数でもカラット以外の要素により見た目の大きさが変わります。しかし基本的には重さが増すと大きさも増すので、カラットはダイヤの大きさの指標として使われています。例えば0.3カラットのダイヤモンドの大きさは約4.3mm、1カラットの大きさは約6.5mmとなります。大きさを数字で表すと約1.5倍の違いですが、このわずかな大きさの違いが、ダイヤモンドの実際の見た目の印象を大きく変えてしまいます。だからこそ、カラット数にこだわる人が多いともいえるのです。
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大きいと感じるのは何カラットから?
一概にこれ以上だと大きいとは言い切れませんが、日本人は細くて華奢な手をされている方が多いので、0.5カラット以上になると存在感あると感じられると思います。また、年を重ねると手の印象も変わってくるので今後のことも見据えて気持ち大きめのカラットを選ばれる方も多くいらっしゃいます。
1カラット以上となると高級感、存在感ともに抜群です。尚且つ資産価値もあるので予算に余裕があるなら、ぜひおすすめです。 -
予算に限界がある…カラットをカバーするには?
予算的に厳しい場合、指輪のデザインである程度カラットをカバーできます。
例えば、中央のダイヤの周りを小粒のメレダイヤが取り巻くデザインは、メレダイヤにより中央のダイヤモンドを一回り大きく魅せる効果があります。また、サイドにメレダイヤが施されているデザインなどは控えめながら華やかさも増してとても綺麗です。0.2~0.3カラットであればデザインは豊富に取り揃えておりますので、デザインもこだわって探してみるのはおすすめです。 -
何カラットから鑑定書はついてるの?
鑑定書は、購入者がダイヤモンドを安心して購入するために欠かせない証明書です。
多くの宝石店では0.2カラット以上のダイヤモンドになると「鑑定書」と呼ばれる品質の証明書が付きます。
一部の鑑定書についてはダイヤの縁の部分に鑑定書ナンバーが刻印されます。これらがあれば婚約指輪は、装飾品というだけでなく、財産的価値もあることを意味します。
さらに、同じカラット数のダイヤモンドでも、他の4Cによって価値に差が出ます。保証書にはこれらのデータも全て記載されるので、大切な婚約指輪を購入するうえであると安心です。
■取扱店舗
VENUS TEARS 銀座店
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